MMarket Close BriefDigital Assets & Global Markets
NY CLOSE 2026.09.16 · 16:00 ET
DAILY MARKET INTELLIGENCE社内向け

金融市場デイリー・ダッシュボード

暗号資産を中心に、株式・為替・金利とマクロ指標を一望

REPORT DATE2026年9月16日Wednesday
BTC / USD↘
$75,98116:00 ET・前日比 −0.26%
1週間↘
−2.89%対 9/9 16:00 ET
1か月↗
+20.51%対 8/16 16:00 ET
3か月↗
+15.81%対 6/16 16:00 ET
ANAP HD(3189)↘
¥999/16東証終値・前営業日比 −10.00%

基準:特記がない限りNY時間2026年9月16日16:00。BTCリターンはCoinbaseの同時刻分足終値間で計算。ANAPは9月16日の東証終値。

TODAY'S KEY POINTS

本日の要点

3つの視点

MONETARY POLICYFRB、3年ぶりに利上げ

FOMCは全会一致で政策金利を25bp引き上げ、3.75〜4.00%とした。インフレは依然高いとの判断を維持し、年末政策金利見通しの中央値も4.1%へ上方修正した。

US CONSUMER & RATES強い消費で短期金利上昇

米小売売上高は前月比1.2%増と市場予想0.8%増を上回った。米2年債利回りは4.74%へ7bp上昇し、ドル指数も0.62%上昇した。

OIL & EQUITIES原油反落、米株は軟調

WTIは102.18ドルへ3.49%、Brentは105.63ドルへ2.82%下落。供給懸念が和らぐ一方、Dowは1.21%下落し、Nasdaq総合もほぼ横ばいで引けた。

MARKET BRIEF

国際金融市場の総括

9/16 NY / Tokyo Close

暗号資産:ビットコインは16:00 ET時点で75,980.71ドルと、前日同時刻から0.26%下落した。FOMC後にドルと米短期金利が上昇するなかでも下げ幅は限られたが、1週間前の同時刻を2.89%下回った。直近で確定した9月15日の米現物ETFは4億5,040万ドルの純流出となり、需給面では資金流出の継続が重荷となった。CMEの9月限は15日の出来高が16,642枚へ前日から約64%増えた一方、建玉は14,747枚へ約1.8%減少した。出来高増加と建玉減少の組み合わせは既存ポジションの手仕舞いを含む可能性があり、方向感だけを断定せず現物ETFの流出と併せて確認したい。個別材料ではCircleのArcメインネット始動、Deutsche Bankの欧州機関投資家向けBTC・ETH保管計画、米下院委員会の暗号資産税制案可決が続き、制度・インフラ整備は価格の小幅安とは別に進展した。

株式:NY市場ではS&P 500が0.45%安の7,551.81、Dowが1.21%安の51,461.90、Nasdaq総合が0.01%安の25,978.42となった。FOMCが25bpの利上げを決め、年末政策金利見通しの中央値も4.1%へ引き上げたことで、金融引き締めが長引くとの警戒が大型株の重荷となった。小売売上高が前月比1.2%増と市場予想を上回ったことも、需要の底堅さと追加利上げ余地の双方を意識させた。一方、SOXは0.63%高の11,246.11と続伸し、主要指数が軟調ななかでも半導体株には選別的な買いが残った。東京市場では日経平均が0.69%高の63,923円、TOPIXが0.61%高の4,061.72となった。日経平均は高値引けとなり、採用225銘柄のうち152銘柄が上昇した。原油・石炭製品が4.62%高となるなどエネルギー関連が相場を支え、値がさ株だけでなく上昇銘柄の広がりも確認できた。

コモディティ:WTIは16:00 ET時点で102.18ドルへ前日同時刻から3.49%下落し、Brentも105.63ドルへ2.82%下落した。サウジアラビア産原油の追加供給がオマーン経由で可能になるとの見方から輸送制約への懸念が和らぎ、米原油在庫の減少幅も市場予想を下回ったことで、前日の急騰から反落した。COMEX金12月限は4,308.8ドルへ0.68%下落した。FOMCの利上げと年末金利見通しの上方修正を受けてドルと米金利が上昇し、利息を生まない金には売り圧力がかかった。金・WTI・Brentは16:00 ETの分足値を前日同時刻と比較しており、公式清算値とは区別している。

為替・債券:ドル指数は16:00 ET時点で100.252へ前日同時刻から0.62%上昇し、ドル・円も156.145円へ0.66%のドル高・円安となった。FOMCは12対0で政策金利を3.75〜4.00%へ引き上げ、声明では経済活動と個人消費の底堅さ、なお高いインフレを指摘した。米財務省公表の10年債利回りは5.01%へ1bp、2年債利回りは4.74%へ7bp上昇したため、10年・2年の利回り差は33bpから27bpへ縮小した。短期金利の上昇が目立ち、追加引き締めへの警戒がイールドカーブをフラット化させた。日本国債は作成時点の最新公表が9月15日で、10年3.035%、2年1.855%を表示している。米国債はパー利回り、日本国債は新発債の取引終値であり、基準の違いにも注意が必要となる。

次の焦点:9月17日の米住宅着工件数と週間失業保険申請件数で、高金利下の住宅・雇用環境を確認したい。市場は今回の利上げ後も、強い消費と上方修正された金利見通しが次回会合にどうつながるかを見極める局面に入る。日本では18日の日銀会合が控え、ドル・円と日米金利差への反応が焦点となる。暗号資産では現物ETFの資金流出が落ち着くか、原油では供給経路の改善が持続するかが短期の方向を左右する。

ECONOMIC CALENDAR

主要経済指標・今週の注目

9/16時点 · NY時間

米国・欧州・日本の主要指標とイベント

市場予想は9月15日16:00 ET時点で確認できた値
地域指標・イベントNY時間結果市場予想
US小売売上高(8月、前月比)9/16 08:30+1.2%+0.8%
US小売売上高(8月、除く自動車、前月比)9/16 08:30+1.4%+0.5%
USFOMC政策金利レンジ9/16 14:003.75—4.00%3.75—4.00%
USFOMC年末政策金利中央値(2026年)9/16 14:004.1%6月 3.8%
USFOMC PCE物価見通し(2026年)9/16 14:003.7%6月 3.6%
US住宅着工件数(8月、年率換算)9/17 08:30—131.5万件
EUユーロ圏鉱工業生産(7月、前月比)9/16 05:00−0.1%−0.5%
EU独ZEW現況指数(9月)9/15 05:00−47.1−53.1
EU独ZEW景況感指数(9月)9/15 05:0034.740.0
機械受注(7月、前月比)9/15 19:50−3.7%−1.0%

地域配分は米国6・欧州3・日本1。結果は9月16日16:00 ETまでに公表された値。未発表の結果は「—」としています。市場予想はEconodayの9月15日時点、FOMCの経済・金利見通しは6月公表値との比較です。時刻は夏時間のNY時間で統一し、日本の機械受注は日本時間9月16日08:50の公表値です。

CRYPTO & MARKET HEADLINES

暗号資産 主要ニュース

12 stories · EN 7 / JP 5 · 2026.09.16

DATA & METHODOLOGY

出所・留意事項

本資料は社内情報共有を目的とし、投資勧誘または投資判断の推奨を目的としません。暗号資産は24時間取引であり、BTCは指定した16:00 ETの分足終値を使用しています。取引所流入はDuneのCEXラベルとUTXO取引単位の差額に基づく推定値で、ラベル漏れ・誤りや複合入力取引の影響を受けます。9月16日の再取得はAPIの請求期間データポイント上限を超えたため、補完せず9月11日の最終確認値を表示しています。ETF・CMEは公表遅延や改定があるため9月16日分を推計せず、9月15日の確定値を表示しています。ETF資産はSimple Mining、フローはFarsideの全銘柄確定行を使用し、集計元の丸めによる差に注意が必要です。CMEは9月限のみで、出来高はGlobexとRTHの合計、全限月合計とMicroは含みません。BTC・USD/JPY・ドル指数・金・WTI・Brentの当日比較は前日16:00 ET比です。UTC日次、東京終値、各国の公表利回りは同一時点ではなく、各カードで区別しています。米国債は9月16日、日本国債は最新公表の9月15日です。グラフ期間は6月16日から9月16日までの約3か月。休場日・非公表日は補間せず、取得可能な全日次観測値を掲載しています。WTIの期近継続系列は限月交代の影響を含みます。