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NY CLOSE 2026.09.02 · 16:00 ET
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金融市場デイリー・ダッシュボード

暗号資産を中心に、株式・為替・金利とマクロ指標を一望

REPORT DATE2026年9月2日Wednesday
BTC / USD↗
$77,28816:00 ET・前日比 +0.04%
1週間↘
−1.49%対 8/26 16:00 ET
1か月↗
+21.95%対 8/2 16:00 ET
3か月↗
+15.25%対 6/2 16:00 ET
ANAP HD(3189)↗
¥1219/2東証終値・前日比 +2.54%

基準:特記がない限りNY時間2026年9月2日16:00。BTCリターンはCoinbaseの同時刻分足終値間で計算。ANAPは9月2日の東証終値。

TODAY'S KEY POINTS

本日の要点

3つの視点

EQUITIES米株は3日続落後に反発

S&P 500は0.46%、Dowは0.56%、Nasdaqは0.45%上昇。Dellの好決算やNvidiaなど半導体株の買い戻しが、原油高の逆風を上回った。

DATA民間雇用の伸びが鈍化

8月ADP民間雇用は3.8万件増と市場予想4.8万件を下回り、1月以来の低い伸び。金曜の雇用統計を前に労働需要の減速が意識された。

CRYPTOBTCは7.7万ドル台を維持

BTCは16:00 ETに77,288ドルと前日比0.04%高。取引所純流入は231 BTCへ縮小し、注目度指数も0.59へ低下して売り圧力は拡大しなかった。

MARKET BRIEF

米国金融市場の総括

9/2 NY Close

暗号資産:ビットコインは、世界的な債券売りとBrent原油95ドル台という逆風のなかでも7万7,000ドル台を維持した。株式市場の反発が下支えとなった一方、日中に7万6,000ドル台へ押されても投げ売りが連鎖しなかった点は、8月急伸後の持ち合いが続いていることを示す。ただし、長期金利が高止まりする環境では、高ベータ資産への資金回帰はなお限定的である。デリバティブ市場では、K33集計の先物・無期限先物の建玉が386億ドルと前週比1.8%減少し、資金調達率も中立圏にとどまった。価格の底堅さに対してレバレッジが膨らんでいないため、上昇は投機的な積み上がりより現物需要に依存しているとみられる。資金フローでは、世界のBTC上場投資商品が8月に5万2,152 BTCの純流入を記録し、2024年11月以来の大きさとなった。米国市場の日次フローには振れがあるものの、月次では機関投資家の需要が失速していない。企業財務では、リミックスポイントがアルトコインを売却して約1,506 BTCへ保有を集約し、Capital Bも追加調達で3,521 BTCの保有を目指す。一方、Strategyの売却と再購入は、BTC保有企業の売買が単純な価格観ではなく、資本コストや配当原資、資金繰りに左右される段階へ移ったことを示す。企業保有の集中は継続買いの受け皿になる半面、資金調達環境が悪化すれば売却が需給を揺らすという両面を持つ。銘柄別では暗号資産関連株への買いが一様ではなく、BTCの下値維持だけでセクター全体のリスク選好回復とは判断しにくい。規制面ではG20が国境をまたぐデジタル資産の明確な経路整備を確認し、ステーブルコイン準備金のオンチェーン検証など、制度と監査性を高める動きも進んだ。目先は7万6,000ドル台の支持と8万ドル回復時の出来高、米雇用統計後の金利反応が方向を左右する。

株式:米株は3営業日続落後に反発し、S&P 500は0.46%高の7,666.60、Dowは0.56%高の53,061.95、Nasdaq総合は0.45%高の26,217.83で終えた。8月ADP民間雇用が3.8万件増と予想4.8万件を下回り、景気減速への警戒は残ったが、前日までの売りで高ベータ株に買い戻しが入った。Dellは好調な第2四半期決算と通期売上高見通しの引き上げを受け15.8%高となり、Nvidiaは3.2%、Micronは2.4%上昇した。SOXも0.45%高の11,339.25へ戻し、半導体株は前日の2%超の下落を一部取り戻した。一方、Palo Alto Networksは9.3%安となり、指数反発の内側では決算と個別材料による選別が続いた。原油高と長期金利4.8%近辺はバリュエーションの上限を抑えるため、反発が持続するには雇用減速がインフレ懸念を上回って金利を低下させる必要がある。

コモディティ:WTI原油は0.9%高の91.01ドル、Brentは1.0%高の95.63ドルへ続伸した。米国とイランを巡る緊張で供給途絶リスクが残り、前日の急騰後も地政学プレミアムは剥落しなかった。高値圏の原油は企業コストと期待インフレの双方を押し上げ、弱い雇用指標がもたらす金利低下効果を相殺しやすい。一方、米金先物は0.4%高の4,414.6ドル、現物金も1%超上昇した。ドルと米金利が高値から緩んだことで買い戻しが入り、原油と金がそろって上昇する形となった。供給制約を映す原油と金融不安へのヘッジである金の同時高は、リスク資産にとってなお不安定な物価環境を示す。

為替・債券:DXYは99.58へ0.07%低下し、10年債利回りは4.794%とほぼ横ばい、2年債は4.384%へ約1bp低下した。10年−2年の利回り差は約41bpへやや拡大した。ADP雇用が予想を下回ったことで短期金利には低下圧力がかかったが、原油高と7月製造業新規受注の0.9%増が長期金利の低下を抑えた。円は対ドルで0.79%上昇して158.92円となり、前日の急速な円安が一服した。金利は日中4.818%まで上昇した後に戻しており、終値だけでは債券市場の警戒感は薄れていない。弱い雇用と強い物価圧力が併存する限り、株式とBTCは金利低下だけを安定した追い風にしにくい。

次の焦点:9月3日の新規失業保険申請件数と4日の米雇用統計で、ADPが示した採用鈍化が労働市場全体へ広がっているかを確認する。雇用者数が市場予想を下回り、賃金の伸びも鈍化すれば、2年債利回りとドルの低下を通じて成長株とBTCに追い風となる。一方、原油が90ドル台を維持するなかで賃金が強ければ、インフレ再燃と追加利上げ観測が長期金利を再び押し上げる可能性がある。BTCでは7万6,000〜7万7,000ドルの支持と8万ドルの上値を注視し、取引所純流入の再拡大を伴う下落か、出来高を伴う上抜けかを見極めたい。株式ではDellを起点とするAI関連株の買い戻しがSOX全体へ波及するか、コモディティではBrent95ドル台が定着するかが、週末の雇用統計に向けたリスク選好を左右する。

ECONOMIC CALENDAR

主要経済指標・今週の注目

9/2時点 · NY時間

米国・欧州・日本の主要指標とイベント

結果・予想値は取得時点の公表値または市場予想
地域指標・イベントNY時間結果市場予想
USS&P Global製造業PMI・確報(8月)9/1 09:4553.953.2
USISM製造業景況感(8月)9/1 10:0054.655.2
USJOLTS求人件数(7月)9/1 10:00727.1万件733.0万件
USADP雇用統計(8月)9/2 08:15+3.8万件+4.8万件
US製造業新規受注(7月)9/2 10:00+0.9%+0.6%
US雇用統計(8月)9/4 08:30予定—
EUユーロ圏製造業PMI・確報(8月)9/1 04:0052.752.8
EUユーロ圏HICP・速報(8月、前年比)9/1 05:003.3%3.1%
EUユーロ圏失業率(7月)9/1 05:006.4%6.3%
消費動向調査・消費者態度指数(8月)9/1 01:0035.535.3

地域配分は米国6・欧州3・日本1。灰色は前日版からの継続掲載、未公表項目は結果を「予定」、確認できない市場予想は「—」としています。

CRYPTO HEADLINES

暗号資産 主要ニュース

12 stories · EN 7 / JP 5 · 2026.09.02

DATA & METHODOLOGY

出所・留意事項

本資料は社内情報共有を目的とし、投資勧誘または投資判断の推奨を目的としません。暗号資産は24時間取引であり、BTCは指定した16:00 ETの分足終値を使用しています。取引所流入はDuneのCEXラベルとUTXO取引単位の差額に基づく推定値で、ラベル漏れ・誤りや複合入力取引の影響を受けます。ETFとCMEには公表遅延があるため、各カードに最終確定日を表示し、確定前の9月2日値で補完していません。