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NY CLOSE 2026.08.28 · 16:00 ET
DAILY MARKET INTELLIGENCE社内向け

金融市場デイリー・ダッシュボード

暗号資産を中心に、株式・為替・金利とマクロ指標を一望

REPORT DATE2026年8月28日Friday
BTC / USD↘
$77,59116:00 ET・前日比 −2.90%
1週間↗
+0.83%対 8/21 16:00 ET
1か月↗
+21.50%対 7/28 16:00 ET
3か月↗
+5.81%対 5/28 16:00 ET
ANAP HD(3189)↗
¥124東証終値・前日比 +8.77%

基準:特記がない限り、NY時間2026年8月28日16:00。BTCリターンは同時刻スナップショット間で計算。ANAPは同日の東証終値。

ECONOMIC CALENDAR

主要経済指標・今週の注目

As of · 2026.08.28 NY Close

今週の主要指標とイベント

結果・予想値は8月28日16:00 ET時点。8月27日版までに公表済みの行は薄いグレー
地域指標・イベントNY時間結果市場予想
USPCE価格指数(前年比)8/26 08:30+3.7%+3.6%
USコアPCE価格指数(前月比)8/26 08:30+0.2%+0.2%
USコアPCE価格指数(前年比)8/26 08:30+3.3%+3.2%
US実質GDP・第2次推計(年率)8/26 08:30+1.5%+1.5%
US耐久財受注(前月比)8/26 08:30+1.1%+0.5%
US新規失業保険申請件数8/27 08:3020.3万件20.8万件
US卸売在庫・速報(前月比)8/27 08:30+0.3%+0.1%
US財貿易収支・速報8/27 08:30−$102.1B−$99.0B
USミシガン大学 消費者信頼感(確報)8/28 10:0051.751.0
FEDウォーシュFRB議長 ジャクソンホール講演8/28 10:00利上げを排除せず—

Source: U.S. Bureau of Economic Analysis, U.S. Department of Labor, Federal Reserve Bank of New York, AP. 日時・予想値は変更される場合があります。

MARKET BRIEF

米国金融市場の総括

約2,500字 · 5 perspectives

“

ウォーシュ発言で利上げ観測が再燃。
BTC・半導体・金が同時安

Crypto ↓Tech ↓USD ↑Yield ↑

暗号資産:ビットコインはニューヨーク時間16時に77,591ドルとなり、前日同時刻比2.90%下落した。7日間では0.83%高、1か月では21.50%高を保つものの、8万〜8万1,000ドルの上値を定着させられず、ウォーシュFRB議長のタカ派発言後に売りが加速した。8月28日16時時点で確認できた最新の米現物BTC ETFフローは27日の2.423億ドル純流入で、買い越しは9営業日連続、総純資産は約1,009億ドル。現物の制度的需要は続いていた一方、当日分のETF集計は未確定であり、価格下落を直ちに資金流出と結びつけることはできない。デリバティブではDeribitで約64億ドル、約8万1,700枚のBTCオプションが満期を迎えた。満期で既存ヘッジが外れた直後に政策ショックが重なったため、下落にはマクロ方向感とポジション再構築の両方が含まれる。CMEパネルの最新確定値は8月26日で、建玉22,888枚、出来高19,292枚。次回更新では満期・ロール後に建玉がどの水準へ戻るかを確認したい。CMC Fear & Greedは82から79へ低下したが、なお極端な強欲圏。BTC注目度指数は0.80と前日比1.7%上昇したものの、基準期平均1.00の約8割にとどまる。価格の急変に対して公開Reddit投稿量の反応は限定的で、個人投資家の熱狂よりも金利・機関フローの影響が大きい。短期支持は77,000ドル、次いで75,000ドルと72,500ドル。反発時は80,000ドルを回復したうえで81,000〜82,500ドルの供給帯を吸収できるかが焦点となる。

株式:Nasdaq総合は26,402.42(前日比−0.52%)、SOX指数は11,469.70(同−3.47%)となり、前日のNVIDIA決算後の上昇を一部吐き出した。S&P 500は7,711.76(同−0.25%)、Dowは53,559.99(同−0.02%)と下げが小さく、売りは金利感応度の高い大型グロースと半導体へ集中した。政策金利が長く高止まりするだけでなく、再利上げの可能性まで織り込み直す局面では、遠い将来の利益を現在価値へ割り引くAI・半導体株ほど評価調整が大きくなる。NVIDIAは4%超下落し、SOXの下げがNasdaqを大きく上回ったことは、前日の決算評価が否定されたというより、金利ショックが好材料を上回ったことを示す。Strategyは127.31ドル(同−7.34%)とBTC以上に下げ、上昇日に拡大したBTC保有価値への株価プレミアムが縮小した。MSTR、Coinbase、マイナーなど暗号資産関連株が現物より大きく動く構図は変わらず、株式市場経由のレバレッジ需要が後退した点は週明けのBTC需給にも注意を要する。Russell 2000も約1.4%下げており、金融環境の引き締まりが大型テックだけでなく資金調達依存度の高い小型株へ波及した。

コモディティ:COMEX金先物は4,529.9ドル(前日比−2.88%)へ急落した。通常は不確実性の高まりが金を支えるが、この日はドル高と米実質金利上昇が安全資産需要を上回り、BTCと金が同時に売られた。両者を「希少資産」として保有する投資家にとって、短期の共通リスクがインフレそのものではなく、インフレに対するFRBの反応へ移ったことを示す。WTI原油は83ドル台で小幅安にとどまり、エネルギー市場から新たなインフレ加速を示す強いシグナルは出ていない。ただし、原油が高値圏を維持する間は総合インフレの鈍化を遅らせる可能性があり、金・BTC・高PER株が金利上昇に敏感な状態は続きやすい。

為替・債券:DXYは99.66(前日比+0.51%)へ上昇した。米国債利回りは10年が4.72%へ5bp、2年が4.35%へ13bp上昇し、政策見通しに最も敏感な2年債の反応が際立った。10年−2年の利回り差は約47bpから37bpへ縮小し、景気の上振れよりも「短期の政策金利が想定以上に高くなる」ことを織り込むフラット化である。ウォーシュ議長はインフレが長く目標を上回っていると指摘し、物価安定へ追加対応が必要になり得るとの姿勢を示した。ミシガン大学消費者信頼感の確報値は51.7と予想51.0を上回ったものの、絶対水準は弱い。弱いセンチメントと高いインフレが併存するなか、市場は景気支援より物価抑制を優先する政策運営を意識した。DXYが100、2年債が4.35%を明確に上回る場合、ドル建て流動性への逆風が強まり、BTC・金・成長株の反発余地を同時に抑える可能性がある。

次の焦点:週明けは8月31日のシカゴPMIに続き、9月1日のISM製造業とJOLTS、2日のADP雇用、3日の新規失業保険申請とISM非製造業、4日の米雇用統計へ進む。BTCでは77,000ドルと75,000ドルの防衛、28日分ETFフローの確定、オプション満期後のCME・Deribit建玉再構築を確認する。株式ではSOXの下げ止まりと市場の広がり、為替・債券ではDXY 100と2年4.35%が重要な境目となる。雇用指標が強ければ利上げ観測が補強され、逆に明確な悪化が示されれば短期金利上昇の一部が巻き戻されるため、翌週は価格水準そのものより、経済指標に対する金利の反応を優先して読む局面である。

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12 stories · 2026.08.28

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出所・留意事項

本資料は社内情報共有を目的とし、投資勧誘または投資判断の推奨を目的とするものではありません。暗号資産は24時間取引のため、日次終値と指定時刻スナップショットが異なる場合があります。BTC注目度指数は公開Redditデータによる代理指標であり、X、Stocktwits、Telegram等を含むSNS全体の言及量ではありません。