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NY CLOSE 2026.08.27 · 16:00 ET
DAILY MARKET INTELLIGENCE社内向け

金融市場デイリー・ダッシュボード

暗号資産を中心に、株式・為替・金利とマクロ指標を一望

REPORT DATE2026年8月27日Thursday
BTC / USD↗
$79,90516:00 ET・前日比 +1.85%
1週間↗
+10.00%対 8/20 16:00 ET
1か月↗
+22.96%対 7/27 16:00 ET
3か月↗
+6.61%対 5/27 16:00 ET
ANAP HD(3189)↘
¥114東証終値・前日比 −6.56%

基準:特記がない限り、NY時間2026年8月27日16:00。BTCリターンは同時刻スナップショット間で計算。ANAPは同日の東証終値。

ECONOMIC CALENDAR

主要経済指標・今週の注目

As of · 2026.08.27 NY Close

今週の主要指標とイベント

結果・予想値は8月27日16:00 ET時点。未公表または集計前は「—」
地域指標・イベントNY時間結果市場予想
USPCE価格指数(前年比)8/26 08:30+3.7%+3.6%
USコアPCE価格指数(前月比)8/26 08:30+0.2%+0.2%
USコアPCE価格指数(前年比)8/26 08:30+3.3%+3.2%
US実質GDP・第2次推計(年率)8/26 08:30+1.5%+1.5%
US耐久財受注(前月比)8/26 08:30+1.1%+0.5%
US新規失業保険申請件数8/27 08:3020.3万件20.8万件
US卸売在庫・速報(前月比)8/27 08:30+0.3%+0.1%
US財貿易収支・速報8/27 08:30−$102.1B−$99.0B
USミシガン大学 消費者信頼感(確報)8/28 10:0058.658.6
FEDウォーシュFRB議長 ジャクソンホール講演8/28 10:00予定—

Source: U.S. Bureau of Economic Analysis, U.S. Department of Labor, Federal Reserve Bank of New York, AP. 日時・予想値は変更される場合があります。

MARKET BRIEF

米国金融市場の総括

約1,500字 · 5 perspectives

“

NVIDIAがAI株を再点火。
BTCは8万ドルを回復し上値供給を試す

Crypto ↑Tech ↑USD ↘Yield ↑

暗号資産:ビットコインはニューヨーク時間16時に79,905ドルとなり、前日同時刻比1.85%高。7日間では10.00%高、1か月では22.96%高となり、前日の調整を吸収して8万ドル近辺へ戻した。米現物BTC ETFは8月26日に2.322億ドルの純流入となり、買い越しは8営業日、期間累計は約28億ドルへ伸びた。急騰の初動がショートカバー中心だったとしても、その後も現物ETFへ資金が入っている点は上昇の質を補強する。CMEの最新確定値では8月26日のBTC先物出来高が19,292枚、建玉が22,888枚。スクイーズで膨らんだ短期レバレッジが整理された後も機関投資家の参加は高水準にある。もっとも、CMC Fear & Greedは82で極端な強欲圏。公開Reddit投稿数から算出したBTC注目度指数は0.77と前日比12.4%上昇したが、2025年8月1日〜2026年7月31日の平均を示す1.00は下回った。価格は大きく反発している一方、公開コミュニティの投稿量は基準期平均の約77%にとどまり、一般投資家の関心はまだ極端な過熱状態ではない。Glassnodeが示す81,000〜86,000ドルは長期保有者の損益分岐やオプション・清算水準が重なる供給帯で、まず83,000ドル前後を終値で定着できるかが重要。28日の約64億ドル規模のオプション満期を前に、80,000ドルを明確に上回れなければ78,000ドル、次いで75,000ドルへの押し戻しを想定したい。

株式:Nasdaq総合は26,541.35(前日比+1.57%)、SOX指数は11,882.17(同+2.33%)と大幅反発した。NVIDIAが市場予想を上回る利益と強い売上見通しを示し、AI投資の減速懸念を和らげたことが主因である。S&P 500は0.7%、Dowは0.2%上昇したが、値下がり銘柄も多く、指数上昇のかなりの部分を大型テクノロジー株が担った。したがって、この日は全面的な景気敏感株相場というより、AIの利益成長を再評価する選別的なリスクオンだった。Strategyは137.40ドル(同+11.54%)とBTCを大きく上回り、前日に縮小したBTC保有価値への株価プレミアムが急速に戻った。これは上昇局面での高いBTCベータを示す一方、株価が保有BTC価値より速く上がるほど、将来の増資や1株当たりBTCの希薄化を織り込む必要も増す。今後の確認点は、NVIDIA一社の好材料がクラウド、半導体装置、ソフトウェアへ広がり、SOXの上昇が数日続くかである。

コモディティ:金先物は4,693.4ドル(前日比+0.07%)とほぼ横ばいながら高値圏を維持した。米金利が小幅上昇したにもかかわらず金が崩れなかったことは、財政赤字、通貨価値の低下、地政学リスクに対する構造的なヘッジ需要の強さを示す。ビットコインも同時に上昇したため、この日の両者は単純な金利低下ではなく、希少資産への配分という共通テーマで説明しやすい。原油は米国がイランとの協議を否定したことで3日続落から反発し、中東供給の正常化期待が後退した。原油上昇が続けば期待インフレと長期金利を押し上げ、金・BTC・高PER株に共通の逆風となるため、資産価格だけでなくエネルギー経由のインフレ再加速も監視が必要である。

為替・債券:DXYは99.13(前日比−0.04%)とほぼ横ばい。米国債利回りは10年が4.67%、2年が4.20%と、ともに前日から約1bp上昇した。新規失業保険申請は20.3万件と市場予想の20.8万件を下回り、解雇が歴史的な低水準にあることを示した。前日のPCE上振れと合わせると、物価は目標を上回り、労働市場は利下げを急ぐほど弱くない。財貿易赤字は1,021億ドルと予想より大きく、卸売在庫は0.3%増と予想を上回った。強い株式相場とBTC上昇にもかかわらずドルが上昇しなかった点はリスク資産に追い風だが、2年債が4.2%台を保つ間は金融環境が明確に緩んだとは言えない。10年−2年の傾きは約47bpで、長期の財政・インフレ上乗せが残る構図も変わっていない。

次の焦点:28日はウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演、ミシガン大学消費者信頼感の確報、BTC大型オプション満期が集中する。BTCは80,000ドルを維持して81,000〜86,000ドルの供給帯へ入れるか、ETFの9営業日連続流入が実現するか、満期後に先物建玉がロング主導で再構築されるかを確認したい。株式ではNVIDIA主導の上昇が市場の広がりを伴うか、債券では10年4.70%接近時の成長株の耐性、為替ではDXYが99台前半を上抜けるかが翌週の方向を左右する。

CRYPTO HEADLINES

暗号資産 主要ニュース

12 stories · 2026.08.27

DATA & METHODOLOGY

出所・留意事項

本資料は社内情報共有を目的とし、投資勧誘または投資判断の推奨を目的とするものではありません。暗号資産は24時間取引のため、日次終値と指定時刻スナップショットが異なる場合があります。BTC注目度指数は公開Redditデータによる代理指標であり、X、Stocktwits、Telegram等を含むSNS全体の言及量ではありません。